50歳婚活難民のお見合い体験談

50歳婚活難民のお見合い体験談その他の考察

モデルさんお見合い結果

今日は12時からリッツカールトン東京でモデルさんとお見合いだった。

 

といっても、このお見合いは最初からトラブルの多そうな予感だったけど。

まずこの結婚相談所は元モデルの方が代表を務める事務所なんだけど、その関係もあって登録している女性もモデルが多い。

 

そして今回は『良縁ネット』に登録している数少ない職業モデルと表記がある方の1人だ。

ルックスは登録画面からも良いとわかるけど当然、宣材写真だし、補正もかけているとおもう。

 

問題はこの『良縁ネット』での登録が自分から登録してものではなく相談所の代理登録であるという点だ。

代理で登録していて、連絡が男性からある都度に女性側に相談所から連絡がいく仕組みになっているので当然女性には全く積極性がない。

 

なので、僕には彼女に結婚の意思があるのかどうかも不明だった。

さらに、次のような注意書きがあった。

 

*女性の成婚料金25万円を男性がご負担して頂ける方を希望しています。
[成婚料のご負担をお願いしています]

 

本当に真剣な結婚を望む女性ならばこのようなことは通常記載されないだろうし、他の女性ではまったく見かけない特殊な注意書きであった。

 

ということで半信半疑で、仮に途中で退席することがあればランチに行けるようにミッドタウン横の魚金にランチ予約をいれておいた。

 

結果は予想通りだった。

そもそも結婚の意思自体があるのかから聞かなければならないとおもて、その点をきいたのだけど『養ってくれる人がいれば』ということで結婚相談所には登録を承諾していたらしい。

つまり、結婚というよりもいい方は悪いけど愛人契約的なものをもとめている方らしかった。

僕にはその意思はない。

 

ダメおしで『じゃあ、結婚の意思はないんですね』と尋ねると、『子供は欲しくないし、結婚でも養ってくれてもどちらでもいい』という返事なのでもはや何を話しても時間の無駄だと感じた。

 

モデルについても事務所登録していても仕事はなく、いまはコロナの関係でイベントのキャンペーンガールの仕事も入らないため困窮しているようだった。

 

年齢的にももう若い子がどんどん後からやってくるのに、本当にそんなことでいいのだろうかとこちらが心配になってくるくらいずさんな人生計画しか持ち合わせていなかったことに驚くと同時に、こんな無計画ないきあたりばったりの方とは人生を過ごすべきじゃないなと感じた。

 

同じ環境の友達はどうなのか聞いてみたら、もともとレースクイーンなどもしていたけど30歳になる頃からどんどん友達も結婚が決まって消えていったということだった。

 

そりゃそうでしょう。

 

持ち物もいただけなかった。

お見合いに来るのにプラダのバックを持ってきていれば、この女性は浪費家なのではないかと当然勘繰ることになる。

一方の僕は布製のトートバックをもってきていたので、余計に合わないという感じを抱いてしまった。

 

話をふっても、自分から積極的に話すタイプではないし、コミュ障気味な様子がうかがえたので出方としては不適切なのではないかと感じた。

 

というわけで、早々に話を打ち切って終了にさせていただいた。

 

 

実は明日会う予定の元アナウンサーも同じ結婚相談所所属の方なのだけど、もう明日については全く期待する気持ちは失せている。

 

ところで、先日お会いしたコラムニストの方は昨日ある版元と打ち合わせだったようで、少し僕の話を振ってくれたらしい。

これから会って、僕が進めようとしているテーマとコラムニストの方が方向性が同じなのか(方向性が同じでなければその先の結婚はあり得ないため)を確認することにする。

 

方向性が同じでなければ、ここで結婚はないとはっきり伝えないとこの方の時間を無駄にしてしまうからだ。

この方も前回『いい人がいなければ、一生1人でいることも考えている』と話されてはいたけど、そうはいってもそのいい人を探すチャンスを奪うべきではないから。

 

昨日の女子アナは相談所のルールである翌日13時までに連絡先交換をするかどうかの返答がなく、仕方ないから相談所経由で先方の相談所に確認してもらうことにした。

 

こちらも、お相手が連絡しないことが『迷ってる』という意味なら期待はもてなさそうだね。

 

この後、先日のコラムニストさんとのお茶が入ったのでいってきます。

4回目お見合い体験談

今日は、いつものリッツカールトン東京じゃなくて待ち合わせ場所は東京ベイコート俱楽部

 

ベイコートはコロナの関係で24階マディソンラウンジの営業時間は14時から。

いつものリッツカールトンは12時スタートなので時間的余裕がある。

 

ということで六本木の新橋魚金でランチして腹ごしらえしてからベイコートに行くかとゆっくりしてた。

 

ゆっくりランチしてたら、ゆっくりしすぎて13時になってしまった。

お見合いってなんでお茶なんだろ。

別に初回からランチでもいいとおもうんだけど、初回からだと話があわないままで食事するのが苦痛だからお茶なんだろうか。

 

仕方ないから13時にランチを終えて焦ってタクシーで麻布に戻って、建物下に車を待機させて上に上がって着換えだけして、ベイコートに急ぐ。

 

もうね、身だしなみチェックとか『今日の服装は何がいいかな?』とか考える時間的余地が全くない状態だった。お見合いは4回目だから慣れているといえば慣れているけど今日は支度が少し雑だったかな。

 

途中タクシーがレインボーブリッジの入り口を間違えたりしてロスが発生したこともあって、ベイコートに到着したのは待ち合わせの14時の5分前。

ドアマンが『お連れ様はロビーでお待ちです』と。

 

今日のお相手はフリーアナウンサー、キャスター事務所所属の女子アナウンサー

 

結婚相談所には24階マディソンラウンジの入り口で待ち合わせと伝えてあったけど、ラウンジが14時からしか開かないと知ってお相手は気を利かせてロビーで合流したら上にあがろうと思ってたのだろう。

 

彼女はロビーの椅子に座って待っていた。

 

写真よりはずっと細身で驚いた。

僕は個人的な好みとしては肉感的なボンキュボンがいいのだけどスレンダー好きにはたまらないだろう。

顔は万人受けする可愛さ。女子アナだからルックスが良いのは当然だけど。

 

EVで24階に上がる最中考えた。

ベイコートを指定してきたお相手は3回目の今回が初めて。

もしかして、自意識過剰で顔が刺すのが嫌だからベイコートにしたのか、単にベイコートに来たことがないから来たかったのか、別の理由なのか。

 

『今日は、ご自宅からなんですか?』

『いえ、お仕事が京橋であったので、東京ベイコート俱楽部のほうがリッツカールトン東京より近いのでこちらを希望させていただきました』

 

なるほど。

自意識過剰でも、来たことがないから一度会員制ホテルに来たかったからでもない、仕事先からの直行という極めて合理的な選択をしただけだった。

高飛車な女性でないと分かって、24階に上がる迄の間にはごくノーマルな話題からはじめようと決めた。

 

『いまコロナで地方営業が減ってるから歩合だとしんどいんじゃないのかな~』

『ええ、だいぶ減ってますね』

 

これを皮切りに、女子アナの現状、これからの女子アナとしての分野、人生計画、結婚生活と仕事などについて聞くことになる。

 

彼女としては結婚しても月に2回ほどの地方営業の仕事がはいるし、土日休みのサラリーマンとは休みが合わないことを懸念しているらしい。

婚活スタートして入会してから2ヶ月だがなかなかいい男性と巡り合わないと。

 

実は彼女はプロフィール写真を非公開にしていた。職種の検索でアナウンサーとは分かっていたが写真を公開していないということは、男性側からの申し込み件数が写真を公開している場合と比べたら少ない可能性はある。

その中で申し込んできた男性がサラリーマンだったとしたら『自分は土日休みだから結婚したら仕事を控えめにしてほしい』といいそうだ。

 

僕は、『出方としての仕事をつづけてほしい。僕も自由業だから地方営業のときには一緒にでかけてもいいし』とその点については大丈夫だという安心材料は提供した。

 

ここからなぜ出方として情報発信をしてほしいかをひとしきり説明し、彼女の方でも自分のジャンルを広げるためにいろいろやってるという説明をしてきた。

 

いままでのソルボンヌ嬢、舞台女優、コラムニストの3者に比べて、既に出方としてローカルとはいえ局アナをしている実績は僕の希望に一番近い。

 

本人はボイストレーニングもやってるため、将来的には表現力の養成スクールもやりたいらしい。

 

僕は声と耳の関係、耳を治せば声の帯域が広がる話などをして、ノーマンドイジの『脳はいかに治癒をもたらすか』の本を勧めたら読んでみると。

これがリップサービスではなく本当に読んで感想まで伝えてきたとしたら素晴らしいなと思った。

 

本人のやりたいことは出方と養成スクールの2点だ。

これは僕の要望と合致する。

 

そのあと、本人が『トークネタに盛り込むために流行り物は一通りやってみる』という本筋ではないけど、面白い傾向などを話してくれた。

フリートークの場面もあるだろうし、引き出しは多ければ多いほど仕事柄いいだろうな。

 

僕のほうでも次回のランチのお誘いの話など振って終了。1時間目安だけどちょっと時間超過して1時間30分くらい話してしまった。

これはバタバタしてて、終了時間のタイマーを掛けることをすっかり失念していたからだ。

 

これを書いている時点ではまだ連絡先交換の返事はもどってきてない。

翌日13時までには返答をするのが結婚相談所のルールだからまだなんとも言えないけど。

今日まで3人全員から連絡先交換OKの返事をいただいたので、この先時間を調整していかないと、既存の方達の中からの見極めのためにあう時間が理由で新規のお見合いは入れにくくなってしまう。

 

明日は僕がこの相談所に入会してから顔だけでいえば一番タイプのモデルさんとのお見合いだ。リッツカールトン12時。

お見合いの結果についてはまた当日お見合い終了後、このブログに書くことにする。

 

神宮前の結婚相談所

今日は神宮前の結婚相談所に行ってみた。

 

理由はいくつかあるんだけど、

いまの『良縁ネット』というシステムにはもういなさそうだから。

 

判断早すぎるって?

そんなことないですよ。

職業欄から作家とかモデルとか、タレントとか当たっていって、そのあとで写真非公開のものをダメ元で当たった。

 

何故かって?

顔が刺す人は職業を空欄か自営業(もしくは会社員)にして写真を出してない可能性がある。

だから、趣味の欄、PRの欄に芸能関係の記述があったり、姉妹にモデルがいたりしたら割と高い確率で芸能人だったりする。

会社員だったら、IT企業受付とか具体的に何かしら書いてるケースが多いからね。

 

これらの方法で『良縁ネット』を調べ尽くして、その上で全く操作性の悪い『JBAおあいてネット』とこれと他の団体をつなぐ『コネクトシップ』も見尽くした。

しかも職業欄もかなり大雑把だ

有資格者

経営者

公務員

会社員・その他

のたった4区分しかない。

そのうえ、『JBAおあいてネット』と『コネクトシップ』にはなにもキーワード検索できる機能がないんだ。

 

ちなみに、『良縁ネット』は職業欄が詳細に別れていて、モデル、タレント、俳優・声優、というカテゴリもある。

それから比べたら後から入った2つは操作性が悪いし結局は見つけられないで相手からの問い合わせを待つという非効率な方法しかなさそうだった。

 

来月にはこちらから申し込みをだした方全員とのお見合いが終わるだろうし、結婚相談所がマンパワーでスタイリストさんやヘアメイクさんを通じて探してくる方々も現段階での情報は出尽くしということになりそう。

 

となればそれ以外のネットワークにアクセスしなければ同じメンツの中でぐるぐるとめぐるだけで進展はない。

というわけで、神宮前にある入会費活動費無料というところに行ってみた。

ここは

お見合いアレンジメント料1万

成婚料40万

意外は入会費活動費は無料らしい。

 

自信があるのか、それともばんばんアレンジをしてそちらで収益をあげているのか。

 

軽く電話してみた。

『芸能系の方いますかね?』

『はい、何人かいます』

『何もってけばいいです?』

『〇〇と~』

 

というわけで、さっそく出かけて30分後には神宮前の相談所にいた。

既に2名は印刷されて用意されていたんだけど

ローカルの女子アナ

知名度がないモデル

の2名だったので、まあそんなものかと思いながら登録手続きを進める。

 

30分ほどで全て手続きを終えて聞いてみると、ここはIBJ系列の結婚相談所らしい。

少なくとも良縁ネットとは被ってないので、IBJを自分で掘り下げるには有益だろう。

 

ここ自体の自前の会員は男女合わせて700名だと言ってたが、めぼしい芸能人は0とのこと。

 

手続きを終えて帰路につく。メールで身上書を送るので帰ったらそれに記入して返送して来週あと1回だけ相談所に登録の手続きにいったらIBJのログインパスなどを発行して手続きは完了らしい。

 

まだIBJ自体の画面を見た訳ではないのでなんともいえないが、操作性がよく短期間で目的のお相手にリーチできる者であってほしいものだ。

 

今日は、ソルボンヌ嬢との3回目、ディナーのアポを入れた。

5年も結婚相談所に店晒しにされたソルボンヌ嬢の心中を思うとき悲しくなる。

僕が何人もいれば、彼女の人生を引き受けただろうなと考えてしまった。

 

そして舞台女優さんが、日程のリスケを連絡してきたので調整する。社長との面談があるらしく、契約更新の話が出ていると思われる。

 

明日は地方局の女子アナとお見合い。

いつも全員にリッツカールトン東京か東京ベイコート俱楽部かどちらかを選んでくださいと提案するのだけど、初めてベイコートを選んだのがこの女子アナだ。

 

顔が刺すのが嫌でそうしたのか(台場なので都心からのアクセスは悪いが敢えてその不便さと会員制であることで顔が刺さないように考えたのか)、それとも単に東京ベイコート俱楽部に行ってみたかったからなのか。

 

今のところの活動状況をまとめておくと

舞台女優

ソルボンヌ嬢

コラムニスト

の3人が継続。

継続ということはこれからちょこちょこと食事に行くことになる。

 

これから会うのが

地方局アナ(明日)

モデル(明後日)

元局アナ(明明後日)

 

あとは先方からのお見合いの回答待ちが数件。

 

ここらへんを全てこなしてから、神宮前に主軸を移すことになる。

 

 

ソルボンヌ嬢とランチ

パリ第4ソルボンヌ大学院卒の方と2回目に逢う。

 

結婚相談所のルールではお見合い後仮交際になったら最低1回は会う決まりになっている。(以下参照)

 

Q 交際になりましたが、1度も会わない場合はどうなりますか?

A 交際になってから一度も会わない場合には、規約に則りペナルティーが課せられます。
金額は、良縁ネット会員規約の定めた額となります。状況を加盟の相談室にご相談下さい。

 

店はいきつけのフレンチ。

外資投資銀行に勤務なのでランチは割と自由に抜けられる。

夕方から海外とテレビ会議があるため昼間のほうが融通が効きやすい。

 

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試作ソース

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かつべ牛

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フォアグラオムレツ

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オーロラサーモンのミキュイ

当然の事ながら初回ランチなので個室でゆっくり話せるところにする。

ここは僕のいきつけのフレンチで僕がアドバイスしながらつくった僕専用のコースもある。

今日は新しい調味料を作ったらしいのでその試食もしてみることとする。

写真のうち

春菊のジェノベーゼ

マッシュルームとポルチーニ茸のペースト

 

は今日初めて食べた。他は既に食べたことがある

からすみとウニの自家製バター

ケッパーペースト

だ。

 

店のチョイスは初回のランチでは大切だと思う。

 

 

・がやがやと騒々しいテーブル席ではなく個室をとる

ゆっくりと話をしたいじゃないですか。食事をするのは相手の話を聞く為だから。

店のチョイスもさることながら、その店で個室をとることは大切だとおもう。

個室料が別にかからない店もあるし(ここのフレンチは個室無料)、仮に個室料がかかっても初回くらいはきちんとしたいものだ。

 

・アラカルトではなくコースで

本当にあった恐ろしい話で、僕の同級生の女性が初お見合いでなんとバッフェに連れていかれたと。

そんな、何度も離席して食事をとりにいかなければならないような所にお見合いでいくのは女性として舐められてると感じたそうだ。

 

バッフェは論外として、アラカルトもいろいろと迷うことで会話への意識の集中を削ぐことになる。

事前にコースを頼んでおけばメニュー選びに時間を無駄にしたり、会話を中断する必要はない。

 

・食べにくいジャンルの料理は避ける

食べるのに女性が齧りついて大口をあけなければならないもの臭いがあるものは避ける。

 

・ディナーは避ける

僕は個人的にはお茶のあとの2回目の食事はランチの方がいいと思う。

軽く終わらせることができるし、お酒も入らないので間違いはおきない。

主眼は食の好みを知り、話をすることにあるのだからディナーである必要は少ない。

 

・何度も行ったことがあってシェフの顔も知ってる店にする

これは細かいことでは料理のNG食材の調整、トイレの位置、BGMのボリューム、空調が効きすぎてるかどうかなど、対応を色々としてくれるという意味で、馴染みで融通が利く店でないと困るから。

 

というわけで僕は週に3回はランチにいくフレンチでいつもと同じコースをとった。

 

会話は知的なものだった。僕は堅い物も柔らかい物もどちらでも合わせられるけど、ミニマリストとしてのライフスタイルの話がでた。

 

嬢『ル・コルビジェのミニマルな建築が好きで(中略)』

僕『サヴォア邸だよね』

『ええ、パリに留学していたときに、足を延ばして見てみました

でも、沢山建築してるのによくわかりましたね』

『RC建築の名作だからね』

コルビジェは最後はカップ・マルタンの休暇小屋と呼ばれる小さな小屋に住んだんです。ミニマリストとして裸で過ごした』

 

モデュロール」とはル・コルビュジエが人体と黄金比から作り出した建築の基準寸法。このサイズが間口から家具の配置まで生かされたのがこの休暇小屋だ。

 

人は合わせ鏡。自分に合った人は自然と集まってくるものだ。

逆に、どんなに門戸を広くして入ってくる人が多くても、合わない相手が大半ならば最初からぎゅっと絞ったほうがいい。

 

ソルボンヌ嬢はなんとこの相談所に5年もいるという。

相談所に最初に超高学歴なのを知られると男性が来ないからとアドバイスされて、本人も納得の上で『大学院修士卒』とぼかしたらしい。

 

以前にも触れたが、この男性会員18000人の中で『大学院卒』『年収1000万円以上』の男性はたった200人しかいない。

本人は投資銀行勤務だから、年収は1000万円どころではない。

となると、そもそも上方婚を前提とするならばそういう男性の選択肢は極めて狭くなってくる。

そして需給の関係でそういう数少ない男性を目指して、大量の女性が殺到する。

男性にとっては上方婚は関係ないし、まずは容姿、年齢が重要になってくる。

となるとわざわざソルボンヌ嬢を選ぶ男性も稀だということは断言できる。

 

僕?

僕は意外にも今日のランチで可能性はあると感じた。

彼女のSDGsについての考え方、投資銀行を背景として会社として社会的意義とか地球限界(プラネタリ―バウンダリー)について例えばモーニングサテライトなどで情報発信をしていけば、60代以上の男性が中心の経済界重鎮たちのアイドルになれるのではないだろうか。

 

そんな話をしたら、ソルボンヌ嬢もまんざらではなく本人も出方としてどうやったらいか分からなかっただけでその気はあるらしい。

 

ランチを終了してタクシーで駅まで送ってから結婚相談所に連絡した。

『今日で結論かとおもいましたが、出方になる気があるようです。次回もう少しお話しを続けてみます』

 

3回目お見合いの結果報告

コラムニストの方とリッツカールトン東京で。

 

ロビーは12時オープンのところ僕は11時30頃にいって事前に空き状況を確認するのだけど、いつもロビーは予約で満席でバーの方に誘導される。

バーといってもバーカウンダ―じゃなくて、ふつうに椅子とテーブルがあるんだけどね。

 

11時55分くらいにお相手がつく。

大体女性は5分前に着く。

 

少しロビーのソファで話したあとでバーのほうに案内される。

 

事前に伝えられていた苗字で探しても女性コラムニストとしては上がってこなかったので、聞いてみるとペンネームでいくつかの媒体で女性向けのコラムを書いていた。

 

僕が相手に重視する点は、情報発信力だ。

たとえ話として高須さんと西原さんの夫婦の話をした。

 

彼女の求める男性像は

『いつもにこにこして過ごせるひと。一度結婚したらもう離別したくないから』

 

この両者は特に矛盾がある訳ではない。

執筆していたメディアには僕がオーナーを知っているものもあった。

 

広告プランナーの仕事とコラムニストの仕事をもっているようで、多分コラムニストとしての仕事に比重を置いて、連載をふやしていけば情報発信はできるのではないかという気はした。

結婚となれば、とりたてて生活の為にという必要性がなくなってくるので、情報発信者としての比重を上げることは現実的に可能だろう。

媒体によっては連載をまとめて書籍化ということにもなるかもしれない。

ただし、まだコラムニストとしては著名とは言えないのでなんらかの工夫は必要になってくる。

 

彼女は実は僕より4歳年上だ。

昨日の『男女の相手に求める年齢の違い』にもあるように僕の年齢で女性に求めるレンジを外れている。

 

ただし、これはその人の属性を一切考慮しない場合のデータだ。

仮にその人に情報発信力があれば当然、別段の考慮が発生してくる。

 

ちなみにコラムニストの方のプロフィールには

『求められる場合には、結婚後、仕事を控えることも考慮しています』と。

 

いえいえ、むしろ仕事はバリバリやってほしいです。

 

とりあえず、僕のやってることと彼女のコラムの方向性の接点を探りながら色々と話していく。

そして、ふと逢った男性について聞いてみることにした。

 

過去に2人、共に医者だった。

 

『僕も歯科医院経営やってたから分かるけど、だいたい奥さんには医療系を希望するよ。できればDr。それに兄弟とか一族が医療系だったりするから、正直医者狙いというのは医療関係者でなければ難しいのではないかな』という趣旨を伝える。

 

彼女の何が医者に向かわせたのだろうか。医者と経営者ならまだわかる。資産を重視してるんだなと。医者が2人続いたのはどのような意図だったのだろう。

 

女性は猫をかぶる。少しでも良く見せたいという気持ちがあるから、当然の自己防衛だとおもうし、男はしばらく接する中で被った猫をはぐ作業が必要になってくる。

ここら辺の真意は次回食事にいくタイミングがあれば確認しておくべきポイントだと思った。

 

もしかしたらコラムで協業する可能性はあるかもしれない。

という訳で、連絡先交換で結婚相談所にはお願いすることにしたら、先方からもOKが来た。

 

帰路、結婚相談所の担当の方に報告。

その際、新しい発掘についてレクを受ける。

 

僕が入ってる所は『良縁ネット』という情報が閲覧できるシステムがあって、それはnozzeと相互に閲覧ネットワークがある。

ただし、もうここの女性は探し尽くしたらしい。

 

というのは、芸能人、作家、モデル、俳優、youtuber、女子アナなど情報発信力がある方限定で僕が探すことを依頼しているからだ。

 

そこで相談所が提案してきたのは、『良縁ネット』とは別の日本結婚相談協会JBA(約58000人いるらしい)というところが運営する『お相手ネット』に登録したらどうかという話だった。

 

そしてJBAを通じてコネクトシップという多くの事業者が加盟しているネットワークに入れるらしい。

具体的には下記だ。

日本結婚相談協会(JBA)

ゼクシィ縁結びエージェント

エン婚活エージェント

マリックス

パートナーエージェント

日本仲人連盟(NNR)

全国仲人連合会

ノッツェ

 

という訳でその場で即登録をお願いした。

これでネットワーク自体は広がるのでお相手が僕を見つけてくれる可能性もいくらかは上がるだろうけど、こちらから検索して探そうにも職業欄がかなり大雑把でつ替えなさそう。

これでキーワード検索でもあればいいのだけどどうやらなさそうだ。

 

これ以外の方法としては、ヘアメイクさん、スタイリストさん、youtuberのグループなど地道に知人の伝手を辿って結婚相談所の担当者の方がお声がけをしていただけるらしい。

 

結婚情報サービス(マッチング)と、人力による結婚相談所の違いはここら辺にある。

担当者の方が、伝手を使って人力で紹介してくれるので思わぬ繋がりで引き合わせてくれるチャンスは人力のほうが多かったりする。

 

そうこうしてるうちに、週末にモデルの方と元女子アナの方のお見合いが入った。

これで多分、この『良縁ネット』に現在登録している女性は全てアプローチ完了という所だと思う。

 

3回目お見合い前日

お見合い前日。3回目ともなれば何の気負いもない。

相手は芸能系ではなくコラムニストの方らしい。

 

結婚相談所からは苗字だけは事前に伝えられる。

仮に有名なコラムニストの方であればそれだけで事前のリサーチはできるし話題づくりも用意だろう。今回はヒットしてこない。

ただし、ペンネームで書いている場合もあるので何とも言えない。

 

初回にお見合いした女性も『大学院修士卒』としか書いてなかったけど、バリ第4ソルボンヌ大学だったからね。

 

年齢は僕よりも4歳上の54歳。これも僕が気楽な理由の一つである。

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男女の相手に求める年齢の違い

<男性の特徴>
・年齢が上がるにつれ、より年下女性を好む傾向
・38歳をこえると年下女性のみを希望
・希望年齢の下限が20代を超えることはない

<女性の特徴>
・20代後半以降は、上限下限ともに自身の年齢にほぼ比例
・20代前半では年上男性を希望、最大で10歳上まで
・36歳以降やや年下男性を望む傾向、最大10歳下まで

 *マッチドットコムによる分析データ

 

男女に性差があるのは進化心理学的な考察をすれば理由は明らかになるとおもうけど、『女性は年をとるにしたがって、求める男性の年齢も上がってくるけど』

『男性は女性の生殖可能年齢を考慮するから、いくつになっても若い女性が好き』

という当然すぎるくらい当然の内容だ。

 

友人のY子(当時47歳)の言葉がある。

 

『女は年齢がいくと、自分の体型が崩れてるのがバレたくないから恥ずかしくて脱げないけど

はっきり言ってね還暦の男からしたらあたしなんかぴちぴちのギャルだから

そう考えたら、一度恥ずかしいのを乗り越えたら気持ちいい事があるし気にしないで勇気だして、エイって抱かれたらいいのよ』

 

蓋し名言である。

 

今回のコラムニストの方は僕の希望上限を遥かに超えている。獲っても成果にならないんだ。

逆に彼女からみて僕は範囲ど真ん中に収まる。つまり獲れるなら成果となる。

 

これが僕は余裕で、お相手は緊張する理由である。

 

では何故、僕はそういう相手とお見合いをしようと敢えて思ったのか。

 

女性にとっての男性の魅力が容姿だけではなく、社会的地位、信用性、包容力、資産などであるように、特定の職業の男性にとって女性の社会的知名度は重要だったりする。

 

例えば有名女優とサラリーマンが結婚したとしても、サラリーマンはせいぜい職場で評判になるくらいで仕事に影響はない。

 

しかし作家が仮に有名女優と結婚したとなれば、その作家の知名度はあがるだろうし、TVバラエティで夫婦枠で出方になったり取材で取り上げられたりすることはあり得る。

それが切っ掛けで、夫婦をテーマとした雑誌連載を持つことも充分にある話だ。

 

逆に女優側としても文化人との結婚で評判があがり、奥さんとしての役柄、知的な役柄をキャスティングされるなど仕事の幅が広がる可能性はある。

 

そのより極端な形が、お色気では年齢的限界が来たグラドルだったりする。知的な属性を身に着けて頭で勝負するためには、イメチェンを図る人生のきっかけ(結婚、出産、大病など)が必要なのだ。

 

なにも人生の転機となるイベントがなく突然

 

『コリン星からやってきたといったがあれは嘘だ

実は、外房線にのって茂原からやってきた』

 

と、いけしゃあしゃあと言い切れる勇気は宇宙人でもなければ通常はないのである。

 

コリン星についてはひとまず脇に置いておいて、この女性コラムニストがめちゃくちゃ有名だった場合には、夫婦枠でしばしば僕が登場して仕事にプラスになるかもしれないという、ちょっとした『いやらしい気持ち』がないといえばうそになる。

 

高須さんと西原さんが漫画で夫婦で登場して、和やかにやっているイメージを想像してもらいたい。

 

それどころか自由業同士は『結婚相談所に入会して元をとる』なんてこともできるんじゃないかと思ったりする。

 

仮に仮交際(3か月間の食事をしたりしながら見極める期間)の間に結婚までいかないと互いに気付いたとしても、人間関係を良好に保つことができれば仕事を振り合うなどの形で友人として協力しあうことは充分にあり得るんじゃないかな。

 

『結婚相談所に入会して元をとる』なんてのは、同業界とか隣接業界、協力できる業界ではあるといえばあるかもしれない。

 

 

ということで明日も相変わらずリッツカールトンでお見合いなのだ。

終了次第、結婚相談所の仲人さんとお会いして報告することになっている。

その後ここに結果報告する。

舞台女優さんから結果連絡が来た

昨日リッツで会った商業演劇の舞台女優さんから前回のblogを投稿した直後にOKの連絡が来た。

 

これは推測になるのだけれど

僕と縁があるかどうかは別として、多分自分の人生の方向性を僕との会話の中で模索していこうとおもったんじゃないかな。

 

1時間のお見合いを終了してリッツカールトンの45階からGFの車寄せまで降りる間、時間にして数十秒。

 

リッツからGFまではエレベータは直通だし、男女がのってる場合にはたいてい他の人はのってこないで別のエレベータを待つことが多いからおのずと密室空間ができあがる。

 

ここで僕はふとロルフの話をしてみる気になった。僕は体を調整する為にロルフを受けていると。

そしたらこの女優さんもロルフをやってると。

体についての意識はお互い共通なんだなと思った。

ただ、これは本筋には影響を与えないだろう。ちょっとしたサプライズではあったが。

そして、女優さんの人生の方向性の一つが食と健康とバレエだからそのうちの健康についてはお互いに一致するところがあったわけだ。

 

であれば、僕が健康ジャンルで女優さんとコラボレーションする可能性はある。

 

先日の元モデルやってた相談所の方がこんなことを言っていた。

 

『仕事を一緒にする夫婦は割と離婚するよ

夫婦でもたまにコラボはいいけど、現場でずっとだと年齢がいってたらそれぞれ考えが固まっているから喧嘩するよね』

 

この指摘をどう考えればいいのか思案してる。

 

いままでの僕は彼女を出方にすることが多かった(女優とかタレントとか元々出方だけど)。

必然的に、一緒に仕事をしていても喧嘩して別れると仕事もしなくなる。

そうすると自分の仕事に支障がでたりする。

これは一緒に仕事をすることのマイナス面だ。

 

ただ作家の場合にはまた違ったプラスの側面もあるんだよね。

原稿の〆切が迫ってて、相方と作業するのも気分転換がてらに一緒に旅行できるとか。

旅行自体、旅行先での食事自体がSNSを活用した情報発信になっていて仕事になるとか。

テレワークでは解決できない部分がある。

 

相手がマスメディアの露出が多い仕事であれば互いに相乗効果がでてくる。

特に健康系はスポンサーの関係で制約が多いけど夫婦枠でバラエティなら制約が外れるケースもあるからね。

 

仕事を一緒にすることのメリットとデメリットについては自由業である以上は今後も考えていく必要があるとおもう。

 

ところで、女優さんは少なくとも副業の縛りとかメディアの縛りがある劇団から芸能事務所に所属するまでの期間については劇団所属のままで移籍の可能性を探ることになる。

じゃないと、やめてから移籍できない期間は無職になるからね。

また事務所を移ってもすぐに仕事がとれるかどうかはわからない。

だからその期間について歩合だと収入が激減する。

 

そんなときに、僕側で雑誌対談などの仕事を出してあげられるとすればそれはそれで本人の保険にはなるだろうとおもう。

また雑誌などを通じたメディア露出が、次の仕事を呼び込む足しにはなる。

 

だから、女優さんからそういう計算も働いてOKの連絡が来たのではないかと僕は推測している。

 

 

マッチングアプリと結婚相談所が決定的に違うのはこの点なんじゃないかな。

単純に男女を引き合わせる機会を提供するという側面では同じだとしても、結婚相談所は相手の職業、収入その他の情報があり、かつ仲人さんが間に立つ以上は互いに不義理があることは差し控える。

 

だから、良き人間関係は結婚相談所で知り合ったほうが断然構築しやすい。

 

もう一つ。

これも昨日女優さんとリッツで話したときに会話にでたのだけどお互いに接点がない者同士が繋がれるというのが結婚相談所の面白さなんじゃないかな。

 

女優さんの場合には、稽古場、イベント、舞台、だいたい人の輪も俳優、女優、スタッフ、その周りの関係者たちになると思う。

 

僕の場合には雑誌、書籍、時々SNSくらいで人の輪は極めて狭い文化人だ。

 

そして女優さんと文化人というのは、世の中の端と端というくらいになかなか知り合う機会はない。

舞台化される小説の原作者だとか、構成作家だとかそういった人と女優さんが知り合う機会はあるとおもうけど、それこそ激烈な競争だからね。

 

そういう意味では、グラドル、女優、タレントさんと文化人の相性はいいと思う。互いに持ち合わせてないものを補完し合えるから。

これについては稿を改める。

 

文化人と文化人はどうか。

正直良く分からない。

コラムニスト、作家、漫画家さんあたりとお見合いするというのもありと言えばありだな。

2回目お見合いの結果報告

2回目お見合い当日。

 

今日もリッツカールトン東京だけど、土日は既に予約で一杯ということも充分想定される。

案の定到着してみたら、ロビー側は予約で一杯らしい。

バー側(ピアノのあるところ)の席を確保する。

 

お相手到着。写真よりきちんと頬骨があって整っている。

美醜というよりも出方としての方向で見てしまうのが、悲しい性(さが)。

 

某劇団はスターを作らない方向性なので、SNSなどは禁止されている。

だから全くメディアに引っかかってこないんだね。

僕が聞きたいことはただ1点。

 

お相手がどのような人生観をお持ちなのかという点。

もしその劇団でずっと舞台を続ける場合には外での情報発信はできないだろうから僕の求める女性像とはあきらかに違うから。

 

宝塚のようにスターを作って、そのスターがテレビに出てというサイクルで回っていないからこの劇団の方の『その後の人生』はいかばかりかと想像してしまう。

 

着席して、すこし僕の話をしてそこに意識をフォーカスしてもらう。

 

その後本題に入る。

 

劇団の契約の更改は1年単位で多分年初。

それまでに芸能事務所をお友達の女優さんの伝手などで回って所属を決めてはどうか。

そのあと少し出方としての知名度をあげてから自分の目指すところをスタートすればよいと。

 

芸能事務所も当然オーディションはやってるけど、一般枠で今更やっても年齢の足切りに掛かってしまう。

知り合いづてに連絡を取るほうが確実なんじゃないかと。

 

結局のところ、事務所に仕事を引っ張って来てもらってキャスティングしてもらわないとフリーでやっても事務所枠の仕事はとれない訳だし。

それに実力だけで戦っていくとなると世界的バレエ団に所属していた人達と同じ土俵で戦わなければならない。

 

とするならば、まずはテレビなどのメディアで顔を売って知名度をあげてから自分の望む仕事に着手していければいい。

メディアから落下傘で降りてこないとボトムアップでやっていたのでは自分の若さも失われる。

 

本人の話を要約するとこうだ。

婚活を色々とやってきて、自分でも何をしていけばいいのか見えなくなってきて迷いがある。

 

3歳からバレエを習い、その後バレエの先生として子供達を教えた後で、オーディションに4回挑戦して5回目に受かった。

4回までは自分の演じたいように演じたが、5回目は劇団のニーズに合わせる形をとって合格した。

そこに実力の差はなく、作戦の違いだったから、4回は無駄になったとは思っていない。

自分としては子供と母親の食、そしてバレエを通じて体とメンタルの改善を図れるようなバレエ教室をやっていきたい。

もともと某劇団に9年所属したのも、自分が子供に教えていると自分ではない何かが内側から降りてきて、その内側のものが子供に指導する形でいろいろと没頭してしまう。

ゾーンに入るわけだ。

だから劇団に所属したのはある意味、集中して子供達に意識全てを向けることからお休みしたいとおもってのことだ。

子供も欲しいし、どのような方向性に向かっていったらいいのか正直分からない。

 

食に対する考え方としては、野菜は必要ないなど僕と共通するものがあった。

 

僕の率直な印象としては、まだ何も煮えきってないし、相手の男性次第でこの方の人生は左右されるだろということだ。

つまりそんなにまだ主体性をもって人生を決める感じではないということだ。

 

僕はこの返事を聞いて、多くを期待するのは無駄だと感じた。

そもそも出方としてメディア露出するならこの先進展することがあるかもしれないけど、そうでなければ何も進展しないだろう。

 

メディア露出をすることになれば、仮に結婚とならなくてもコラボレーションはあるかもしれない。だから後ほど結婚相談所を通じて連絡先を交換することは無駄にはならないとは思った。

ただ、おそらくお互いに結婚の脈はないだろう。

 

エレベータで下まで降りる途中、ひとことふたことかわした言葉で意外な共通点があることに気付いた。

僕もロルフをやってるが、彼女もロルフをやってるらしい。

健康ボディメイクについては互いの価値観は近そうだ。

 

戻り、相談所には連絡先交換の依頼をだしておいたが、もしかしたら先方は断ってくるかもしれない。人生観が違えば当然そうなる。

 

逆に昨日会ったソルボンヌ大学院卒の方は連絡先交換依頼の返答が来てて、OKだった。

SMSをいれて、次回の食事のアポイントを調整するやりとりをしている。

2回目お見合い前日

今日に引き続いて明日もお見合いだ。

場所は同じくリッツカールトン東京だから場所に関する詳細は割愛する。

 

明日のお相手は商業演劇の舞台女優さん。

舞台女優といっても商業演劇と小劇場では色々と違うけど、劇団によっては常設の箱を構えながらも特定のスターを作らない方針のところもあるので舞台女優さんといっても色々だ。

 

僕は前に舞台女優さんとお付き合いしてたから、いろいろな舞台を見に行った。

そして女優が俳優と結婚するといろいろと生活面が不安定になることも良く見てきた。

そして、事務所のマネージャーがしっかりしてないと、仕事を引っ張ってきてくれないからがんばってもむくわれないこと、オーディションも段々年齢の足切りが迫ってくることなども知っている。

 

だからホントは舞台女優さんでスターを作らない劇団に所属する人は、いざというときのために動画のほうに軸足を移したほうがいいのではないかと個人的には思っている。

 

ただ、この劇団も激烈なオーディションを通過して選ばれてきた人ばかりだ。

3歳くらいから激烈なバレエレッスンをうけて、そこから時間をかけて到達したのが今の場所だとしたらおいそれとそれを手放すことはできないというのも良く分かる。

 

マルコム・グラッドウェルの1万時間の法則の元となったアンダーズ・エリクソン教授の「自分の限界を少しだけはみ出す負荷をかける」限界的練習(deliberate practice)を1万時間とはいわずとも7500時間ほどすればどのみちであれ激烈な競争のある分野でそれなりの能力を認められるようになる。

それを天才と呼ぶかどうかは別として。

だから僕はお相手は努力の素地があることは理解している。努力の素地がある人は別の分野にいっても成功しやすい。そういう人を僕は好む。

 

舞台役者にはプリンシパルとアンサンブルがいる。

プリンシパルのキャストには登場人物としての名前がついているのに対して、アンサンブルは一つの舞台で複数の役を演じることも多い。また場面によって別人としてメイクや衣装を変えて登場することになる。

 

アンサンブルは脇役ではなく、舞台の世界観に観客を引き込むための人達だ。

 

今回の舞台女優さんもぱっと顔で見当たりできないからアンサンブルだ。

前の彼女のときには、僕は一所懸命に演じる彼女の姿に心を打たれていた。

 

人はどんな持ち場であれ、精一杯に頑張る姿が一番美しく輝いているとおもう。

 

女優さんというのは、いろいろな表情をもっていて時にドキッとするような姿を垣間見せてくれるところが一般のタレントさんなんかと違うところだと僕は個人的に感じている。

 

もちろん舞台をベースにしてだろうけど、映像系とかyoutubeとかもう少し軸足をいざというときのために考えていったほうがいいとはおもうけど。

たぶんお見合いでそこらへんの人生観を話しても、自分の考えがあれば他人の意見を聞く耳は持たないとおもう。

 

多分、『いらぬおせっかい』と感じられて終わりなんじゃないかな。

 

そこは結局のところ価値観の違いということになる。

 

僕は配偶者に出方としての役割を期待しているところがある。

だから、評論家、作家、タレント、youtuberなどの女性を求めているわけだけどそういう人は大抵は結婚相談所では『プロフィール非公開』になっている。

 

だから結婚相談所の仲人さん達が互いに非公開の方の情報を交換しながら相手探しをすることになる。

 

人力でやる仲人さんたちと、結婚情報サービスのマッチングの根本的な違いは『非公開プロフィール』の方を如何にして結びつけるかの一言に尽きるとおもう。

 

そうでなければ、可能な限り沢山のマッチングサービスを活用しながら確率論に頼って相手を見つけていくことになる。

ただ、相手も相手で複数の人間とのコンタクトをとりながらこちらを天秤にかけているということを認識しなければならない。

 

だから僕は、今回はアナログな人力のサービスでどこまで成果がでるかをまず確認してみることにする。

 

何はともあれ、僕がいま手元にある情報は某商業演劇のアンサンブルの舞台女優さんということだけだ。

 

今回準備すべき話題は、ずばり『女優としての人生設計』だ。

 

僕がしてあげられることが、お相手のニーズとマッチしなければ即終了になるだろう。

そうであれば僕は相手にとってふさわしくないし、別の方と一緒になったほうがお相手の夢に近づくからだ。

 

今回の準備は今日の経験も踏まえて手慣れてる。

 

1.アラームのセット

終了5分前をバイブのアラームセットしておいてそこからトークは巻きにして会計を段取りする。

 

2.ネイルオイル

明日も身ぎれいに塗っていく。

 

3.服装

今日と同じボタンダウンシャツでいこう。

 

4.話題

時事ネタを入れる必要もなさそうだ。劇団のコロナで11月は舞台前から数列を空けて販売してる。12月も同じだ。

今後、コロナの情勢によって舞台という上演形態がどのように変化していくかは不明だけど、将来についての考え方をお相手にきいてみたいと思う。

話題はそれにつきる。

 

明日の天気予報は晴れ。都心は土曜日で道もすいてるから10分かからずにリッツに到着する予定。

 

明日の報告は明日午後に書けたらとおもう。

初お見合いの結果報告

先ほど、結婚相談所に今日の感触と僕の意向を伝える。

 

結婚相談所の話では年収1000万円以上、大学院修士以上の時点で18000人の男性会員のなかで200人しかいないらしい。

 

パリ大学院卒の才女のお眼鏡にかなう男性は果たして見つけられるのか。そして、その中でさらに彼女のそれ以外の希望を満たしている男性はいるのか。

 

正直、心配になってきた。

(まず、お前が自分の心配をしろと突っ込まれそうだよね)

 

僕は彼女のことは嫌いじゃない。

知的な会話もできそうだし、むしろ好感をもってます。

 

でも1回会っただけでは相手のことは良く分からないし、何度か会わないと見えてこない部分もあるとおもう。

いや、何度かあってても、旅行にいってみないと分からない部分はあるかもしれないしいままでもそういうことはあった。

 

女子は猫をかぶるものだ。

その点を攻めてはいけない。だれしも相手に良く思われたいという願いはあるものだし、それは男側にしても無意識に良く見られたいと思ってる可能性はある。

 

ということで、連絡先交換と仮交際という依頼を伝えた。

仮交際とは、交際マークがついて他の女性と会う機会を失う前のもう少し会ってみて感触を探る段階と説明をうけた。

 

つまり、仮交際とは同時に何人かと並行して行うもののようだ。

この場合、婚前交渉や旅行があれば成婚とみなされるらしい。

*以下、結婚相談所の注意書き

『宿泊を伴う旅行が発覚した場合には、ご成婚とみなされ、退会しなければなりません。
同棲や婚前交渉も同じ扱いとなります。』

 

実際問題、婚前交渉があって別の方と結婚する事態ともなればややこしい状況になるからよっぽど無分別でなければ言われなくてもそんな状況にはなりたくないが。

 

この点が、マッチングアプリ型の結婚情報サービスとは大きく違う点だ。

結婚情報サービスの中には、いわゆる『やりもく』の人や『単純に恋愛をしたい人』が混じってる可能性もあるが、僕は年齢的にもそんな暇な事をしている時間的な猶予が残されていない。

 

結婚する意志と目的をもった女性とのみお見合いしたいものだ。

 

さて、リッツからの帰りに結婚相談所の方が別の相談所の方と同席しているところに結果を報告にあがった。

その際、4人ご紹介をうけることになった。

2人は結婚相談所の登録会員でネットで見れる方、残り2人は結婚相談所外。

実は2人のうち1人は僕のほうから申込済みだったのだけど、回答がないなと思ってた方だった。

モデルの方なんだけど結婚相談所のほうで代理登録された方らしく、実は本人はこの相談所のネットは全く見ていないらしい。

もう一人は僕も見落としていたので、その場から僕側の結婚相談所の担当者が代理申し込みをした。一応ネットを通じて置かないと、あとで記録が残らないから目の前に相手方の結婚相談所の方がいてもそうするらしい。

 

結婚相談所にはオープンになっていて検索できる大半の方と、非公開の方がいる。

非公開の方は、相手方から検索できないから申し込みを受けるチャンスを失っている。

申し込みを受けるのではなく自分から探したいという人向きなのと、もう一つが重要なのだけどメディアに露出していて顔出しをしたくない事情がある場合だ。

 

僕がわざわざその方と面通しされたのも、非公開の方を紹介する前提としてまず僕がふさわしい人間かどうか面談したかったようだ。

 

因みにその非公開の方はタレント、評論家、作家、ラジオMCなど僕の希望を全て備えた方だった。ある1点を除けば。

 

結局、僕はその非公開の方を除く3名(モデル、女子アナ、モデルプロダクション経営)の方のご紹介を依頼して帰路に就く。

業種に偏りがあるのは、その結婚相談所が芸能系に強い所だったことが理由だ。

 

僕の面通しがお眼鏡にかなったかどうかは不明だけど、とりあえず上記の3名の方は日程調整が出来次第お引き合わせいただけるらしい。

 

個人的にはyoutuberの方とかはいいなと思うんだけど、いま地上波と動画の力関係が変わりつつあって地上波の方のほうがだんだんコロナの関係もあって動画にうつらねばという焦りをもってる一方でyoutuberの方は余裕かましている。

 

だから本当は地上波の方を影で支える存在として名前が売れているうちに動画に移行する手伝いができれば僕も本望なんだけどな。

 

強気のあいてとお見合いしても謙虚さの面で、つづいていかないだろうし。

 

ということで明日のお見合いについては稿をあらためることとする。