50歳婚活難民のお見合い体験談

50歳婚活難民のお見合い体験談その他の考察

3回目お見合い前日

お見合い前日。3回目ともなれば何の気負いもない。

相手は芸能系ではなくコラムニストの方らしい。

 

結婚相談所からは苗字だけは事前に伝えられる。

仮に有名なコラムニストの方であればそれだけで事前のリサーチはできるし話題づくりも用意だろう。今回はヒットしてこない。

ただし、ペンネームで書いている場合もあるので何とも言えない。

 

初回にお見合いした女性も『大学院修士卒』としか書いてなかったけど、バリ第4ソルボンヌ大学だったからね。

 

年齢は僕よりも4歳上の54歳。これも僕が気楽な理由の一つである。

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男女の相手に求める年齢の違い

<男性の特徴>
・年齢が上がるにつれ、より年下女性を好む傾向
・38歳をこえると年下女性のみを希望
・希望年齢の下限が20代を超えることはない

<女性の特徴>
・20代後半以降は、上限下限ともに自身の年齢にほぼ比例
・20代前半では年上男性を希望、最大で10歳上まで
・36歳以降やや年下男性を望む傾向、最大10歳下まで

 *マッチドットコムによる分析データ

 

男女に性差があるのは進化心理学的な考察をすれば理由は明らかになるとおもうけど、『女性は年をとるにしたがって、求める男性の年齢も上がってくるけど』

『男性は女性の生殖可能年齢を考慮するから、いくつになっても若い女性が好き』

という当然すぎるくらい当然の内容だ。

 

友人のY子(当時47歳)の言葉がある。

 

『女は年齢がいくと、自分の体型が崩れてるのがバレたくないから恥ずかしくて脱げないけど

はっきり言ってね還暦の男からしたらあたしなんかぴちぴちのギャルだから

そう考えたら、一度恥ずかしいのを乗り越えたら気持ちいい事があるし気にしないで勇気だして、エイって抱かれたらいいのよ』

 

蓋し名言である。

 

今回のコラムニストの方は僕の希望上限を遥かに超えている。獲っても成果にならないんだ。

逆に彼女からみて僕は範囲ど真ん中に収まる。つまり獲れるなら成果となる。

 

これが僕は余裕で、お相手は緊張する理由である。

 

では何故、僕はそういう相手とお見合いをしようと敢えて思ったのか。

 

女性にとっての男性の魅力が容姿だけではなく、社会的地位、信用性、包容力、資産などであるように、特定の職業の男性にとって女性の社会的知名度は重要だったりする。

 

例えば有名女優とサラリーマンが結婚したとしても、サラリーマンはせいぜい職場で評判になるくらいで仕事に影響はない。

 

しかし作家が仮に有名女優と結婚したとなれば、その作家の知名度はあがるだろうし、TVバラエティで夫婦枠で出方になったり取材で取り上げられたりすることはあり得る。

それが切っ掛けで、夫婦をテーマとした雑誌連載を持つことも充分にある話だ。

 

逆に女優側としても文化人との結婚で評判があがり、奥さんとしての役柄、知的な役柄をキャスティングされるなど仕事の幅が広がる可能性はある。

 

そのより極端な形が、お色気では年齢的限界が来たグラドルだったりする。知的な属性を身に着けて頭で勝負するためには、イメチェンを図る人生のきっかけ(結婚、出産、大病など)が必要なのだ。

 

なにも人生の転機となるイベントがなく突然

 

『コリン星からやってきたといったがあれは嘘だ

実は、外房線にのって茂原からやってきた』

 

と、いけしゃあしゃあと言い切れる勇気は宇宙人でもなければ通常はないのである。

 

コリン星についてはひとまず脇に置いておいて、この女性コラムニストがめちゃくちゃ有名だった場合には、夫婦枠でしばしば僕が登場して仕事にプラスになるかもしれないという、ちょっとした『いやらしい気持ち』がないといえばうそになる。

 

高須さんと西原さんが漫画で夫婦で登場して、和やかにやっているイメージを想像してもらいたい。

 

それどころか自由業同士は『結婚相談所に入会して元をとる』なんてこともできるんじゃないかと思ったりする。

 

仮に仮交際(3か月間の食事をしたりしながら見極める期間)の間に結婚までいかないと互いに気付いたとしても、人間関係を良好に保つことができれば仕事を振り合うなどの形で友人として協力しあうことは充分にあり得るんじゃないかな。

 

『結婚相談所に入会して元をとる』なんてのは、同業界とか隣接業界、協力できる業界ではあるといえばあるかもしれない。

 

 

ということで明日も相変わらずリッツカールトンでお見合いなのだ。

終了次第、結婚相談所の仲人さんとお会いして報告することになっている。

その後ここに結果報告する。