50歳婚活難民のお見合い体験談

50歳婚活難民のお見合い体験談その他の考察

2回目お見合いの結果報告

2回目お見合い当日。

 

今日もリッツカールトン東京だけど、土日は既に予約で一杯ということも充分想定される。

案の定到着してみたら、ロビー側は予約で一杯らしい。

バー側(ピアノのあるところ)の席を確保する。

 

お相手到着。写真よりきちんと頬骨があって整っている。

美醜というよりも出方としての方向で見てしまうのが、悲しい性(さが)。

 

某劇団はスターを作らない方向性なので、SNSなどは禁止されている。

だから全くメディアに引っかかってこないんだね。

僕が聞きたいことはただ1点。

 

お相手がどのような人生観をお持ちなのかという点。

もしその劇団でずっと舞台を続ける場合には外での情報発信はできないだろうから僕の求める女性像とはあきらかに違うから。

 

宝塚のようにスターを作って、そのスターがテレビに出てというサイクルで回っていないからこの劇団の方の『その後の人生』はいかばかりかと想像してしまう。

 

着席して、すこし僕の話をしてそこに意識をフォーカスしてもらう。

 

その後本題に入る。

 

劇団の契約の更改は1年単位で多分年初。

それまでに芸能事務所をお友達の女優さんの伝手などで回って所属を決めてはどうか。

そのあと少し出方としての知名度をあげてから自分の目指すところをスタートすればよいと。

 

芸能事務所も当然オーディションはやってるけど、一般枠で今更やっても年齢の足切りに掛かってしまう。

知り合いづてに連絡を取るほうが確実なんじゃないかと。

 

結局のところ、事務所に仕事を引っ張って来てもらってキャスティングしてもらわないとフリーでやっても事務所枠の仕事はとれない訳だし。

それに実力だけで戦っていくとなると世界的バレエ団に所属していた人達と同じ土俵で戦わなければならない。

 

とするならば、まずはテレビなどのメディアで顔を売って知名度をあげてから自分の望む仕事に着手していければいい。

メディアから落下傘で降りてこないとボトムアップでやっていたのでは自分の若さも失われる。

 

本人の話を要約するとこうだ。

婚活を色々とやってきて、自分でも何をしていけばいいのか見えなくなってきて迷いがある。

 

3歳からバレエを習い、その後バレエの先生として子供達を教えた後で、オーディションに4回挑戦して5回目に受かった。

4回までは自分の演じたいように演じたが、5回目は劇団のニーズに合わせる形をとって合格した。

そこに実力の差はなく、作戦の違いだったから、4回は無駄になったとは思っていない。

自分としては子供と母親の食、そしてバレエを通じて体とメンタルの改善を図れるようなバレエ教室をやっていきたい。

もともと某劇団に9年所属したのも、自分が子供に教えていると自分ではない何かが内側から降りてきて、その内側のものが子供に指導する形でいろいろと没頭してしまう。

ゾーンに入るわけだ。

だから劇団に所属したのはある意味、集中して子供達に意識全てを向けることからお休みしたいとおもってのことだ。

子供も欲しいし、どのような方向性に向かっていったらいいのか正直分からない。

 

食に対する考え方としては、野菜は必要ないなど僕と共通するものがあった。

 

僕の率直な印象としては、まだ何も煮えきってないし、相手の男性次第でこの方の人生は左右されるだろということだ。

つまりそんなにまだ主体性をもって人生を決める感じではないということだ。

 

僕はこの返事を聞いて、多くを期待するのは無駄だと感じた。

そもそも出方としてメディア露出するならこの先進展することがあるかもしれないけど、そうでなければ何も進展しないだろう。

 

メディア露出をすることになれば、仮に結婚とならなくてもコラボレーションはあるかもしれない。だから後ほど結婚相談所を通じて連絡先を交換することは無駄にはならないとは思った。

ただ、おそらくお互いに結婚の脈はないだろう。

 

エレベータで下まで降りる途中、ひとことふたことかわした言葉で意外な共通点があることに気付いた。

僕もロルフをやってるが、彼女もロルフをやってるらしい。

健康ボディメイクについては互いの価値観は近そうだ。

 

戻り、相談所には連絡先交換の依頼をだしておいたが、もしかしたら先方は断ってくるかもしれない。人生観が違えば当然そうなる。

 

逆に昨日会ったソルボンヌ大学院卒の方は連絡先交換依頼の返答が来てて、OKだった。

SMSをいれて、次回の食事のアポイントを調整するやりとりをしている。