『婚活したらすごかった』の作家さんと
午後から婚活したら凄かったの作家さんとコラムニストさん、僕の3人で企画会議
僕とコラムニストさんとしてはこれから新規の連載をするにはどうすればいいのかというアイデアと、石神さんの豊富な体験談を参考にしてお見合い突撃体験をネタとして記事をかけたらという目論見、石神さんとのコラボレーションで何か企画が生まれないかという目論見からだ。
結果的には、石神さんは『婚活したらすごかった』の続編をすでに結論部分を残して書き上げていた。
だから僕らがこれに関して参画する可能性はほぼない。
*ただし今日現在、石神さんはまだ独身だ。
また連載に関しては彼はデイリー新潮で連載をしているためこれ以上何かというのもあまり乗り気ではない口ぶりだった。
なので、僕が何かできるとすれば石神さんの新刊の告知ぐらいだとおもう。
なので、話は僕とコラムニストさんの婚活突撃体験に集約されてくる。
まず、いま石神さんが参加している婚活については、僕とコラムニストさんがお見合いをした『良縁ネット』などの結婚相談所には全く入会していない。
彼が自認しているのだけど彼自身は結婚相談所で他の男性と比較された場合、年齢的にも、スペック的にも苦戦をしいられる。
申し込みの段階で謝絶される可能性は高いらしい。
インタビュアーとしての特性を生かすなら、ライブで婚活パーティーに参加して話術でなんとかするしかないと思っているとのこと。
だから彼は結婚相談所ではなく婚活パーティーをメインに婚活をしているということだった。
僕もコラムニストさんも状況は違う。
コラムニストさんは関西の名門私学出で小さいころから周囲にはハイスペック男子、ジェントルマン、財閥系のオーナー子息が多くいた。
だから、そういう人と比較してしまうと、婚活パーティーや結婚相談所で申し込みをしてくる男性はかなり見劣りするらしい。
だから、ほとんどの男性については前向きになれないのだろう。
選別眼が厳しいのもあるが、前の旦那さんといまの男性陣を比較してしまうから乗り気になれないのか。
彼女に言い寄る男性も、相談所では沢山いるとおもうけど、多分殆どを入り口で謝絶している。
そしてお見合いした後も、押しが強くてぐいぐい来る男性については逆に自分が引いてしまうとのこと。
既に結婚を申し込んできている男性もいて、決して男性に人気がない女性ではない。
結婚出来れば誰でもいいという判断をしないから結婚については弱者なのだ。
(何をもって弱者と呼ぶかにもよるけど、結婚がなかなか決まらないことを弱者と呼ぶのなら弱者だろう)
そして僕も同じく自分の基準をもって結婚相談所の門を叩いた者だから、誰でもいい訳ではない。
高いハードルを設けて、基準に合わない方は仮に申し込みがあってもお断りしてる。
だから、僕も結婚については弱者と言えるだろう。
ちなみに、僕のプロフィールの記載は下記のものだ。
お相手への条件・希望:
芸能、youtuber、作家、俳優、モデルなど発信力のある方
だから、仮に女性が18000人いたとしても該当者はかなり広めに定義したとしてもせいぜい10人以内だ。
実際今日現在までで僕が申し込みをしてお見合いをした方は数人しかいない。
この数字は今後も殆ど増えることはないだろう。
殆どといったのは、『未公開写真』の中に自分の顔を知られたくない著名人の方が若干含まれているからだ。
それでいいと思う。
単純に女性と交際するだけなら正直いろいろな方法があるし、実生活でもタレント、女優、グラドルの方達とは結婚にいたらずとも恋愛の状況にはあった。
しかも、結婚相談所と違って20代、30代前半の結婚相談所で会う方達よりもずっと若い女性達だ。
若いだけでなく、結婚相談所ではお目にかからないレベルのルックスの女性達ばかりだ。
そういう意味では、結婚相談所にいる美人の方達を見ても全くものおじすることはない。
しかし、僕はルックスの希望を多少犠牲にしても情報発信力のある方を重視する理由がある。
だからこそ、数少ない情報発信力のある方達とは積極的にお見合いしてみたいと思っている。
会議が終わって、僕とコラムニストさんは駅で少し立ち話をした。
彼女は僕の課題を鋭く指摘してくれた。
『相手をお断りすることも優しさだから』
そうだよね。分かってる。でも何年も婚活してきた方を僅か数回の食事でお断りすることはその人の価値を全面否定するように誤解されるから辛い。
僕は、仮にその人とは夫婦になれなかったとしても別にその人の価値を否定する訳ではなく、できれば良き友人として彼女を助けていきたいと思っている。
だから誤解しないでほしい。
それを僕が伝えたら、コラムニストさんは泣き出してしまった。
昔いろいろと良くしてくれて、思いを寄せてくれた男性がいた。その男性を断ることで男性は精神的に凹んでずっと引きずることで仕事に差しさわりがでていたのではないか。
婚活というのはその辛い気持ちを押し殺す連続なのではないかと語ってくれた。
彼女の胸に去来した過去とはなんだったのだろう。
僕はまだ仮交際になった4名の方との関係性を構築途上にあるし、とてもじゃないけどお断りするメンタリティを持ち合わせていない。
だから、仕事で支援したり、何度も食事をともにしながら自然に気持ちが入っていける人がいたらいいなと感じている。
その間に、お相手が僕よりもいい男性を見つけて交際を開始するかもしれない。
その時は、そのほうがお相手にとっていいだろうから、僕はそっとしておく。
そのうえで仮にその男性と分かれることがあれば友達としての関係が崩れて無くて門戸を開いておけば戻ってくることもあるだろうし、それでいいのではないかな。
無理に断ることはしないでも、そういう過程を通じて自然に特定の相手に収斂してくるのではないかと感じている。