50歳婚活難民のお見合い体験談

50歳婚活難民のお見合い体験談その他の考察

ソルボンヌ嬢とディナー

ディナーを六本木の鉄板焼き黒田屋でソルボンヌ嬢と。

 

ディナーは初なので個室を予約してある。

お見合い的な雰囲気がでてしまうと、カウンターでは話難いだろうしそうでなくてもお互いのプライバシーについて話すこともあるので他の人に聞かれないようにと思っての個室。

 

僕は予約の段階で空いていたら大抵個室をとるのだけど、特にこの黒田屋は個室料が別途かからないので取りやすい。

 

もう少し関係性が馴染んでくればカウンターで、鉄板焼きのフランベの炎が上がるのを見ながらの食事もいいけど、基本は食事というよりもお話しだからね。

 

男性の中で、自分から話してこなかったり、黙りこくるタイプの人は存外多いらしい。

僕は商売柄トークのネタは山ほど持ってるし、逆に相手の話を聞きながら上手に引き出すこともあるから自分から話さないとか、黙りこくるというのはちょっと想像外だけど。

 

今日は、まずはソルボンヌ嬢の腕が荒れてるのを見て、僕がどうしたのか聞くことから会話は始まった。

 

会社のストレスじゃないかという話を振ってきたので、具体的にどんなストレスなどか会社の状況を聞き出した。

自分の仕事の分野というのは、誰でも話ネタに困らないから饒舌になりやすいけど、彼女も予想通りいろいろと社内の人間関係について解説してくれた。

 

僕がアイデア出しをすると、共感してくてようだった。

女性は特に問題解決を求めていない場合も多いし、単に共感して欲しい場合には話を充分に引き出して共感すればいい。

本人は自分の境遇に嘆いているだけだから、特に解決策は不要だ。

 

今回の場合には、本人も具体的にどうしたらいいのかを考えてそれを僕に話してきたから、僕も対案をだしただけだ。

 

その肌荒れについて、考えらえる2,3の原因と対策を僕が話す。

 

 それから、話の内容は一変する。

 

以前にコラムニストさんとも話した例の件なんだけど。

 

ソルボンヌ嬢は親戚の紹介でのお見合い、結婚相談所での8年間のお見合い、通算すれば10年ほどお見合いをしていることになる。

 

その中で結婚までいい線で行っていた男性と1度男女関係になった以外にはそういう行為は一切ないらしい。

お見合いじゃなくても、通常の恋愛でもありそうなものだけどないという。

良い所のお嬢さんだから親が厳格だったらしい...

 

箱入り娘を厳格に化粧箱にいれて長期間保存しておいたら…ということか

 

 まあ、それはそれでいい。各ご家庭の方針があるだろうし僕もその家庭の一因であるわけじゃないからあれこれ言う資格はない。

 

ただ、どうしてもひっかかる点が1点あった。

 

セックスでイケないというのだ。

その瞬間に僕は無理だなと感じた。

もちろんこれが20代、30代前半の女性であれば僕もイケるようにしっかりと仕込む。

 

僕の男性の端くれなので処女からしっかりと仕込んだ女性もいるしその子は3か月ほどでいけるようになった。

悪い癖がついてないからだ。

 

でも、ある程度の年齢になっていけない女性は半年以上仕込まないといけない。

脳の神経経路の発火が弱くなってるし、男性以外で自慰行為で癖がついてるとそれを矯正するのに時間がかかってしまうからだ。

正常な刺激以外でいくくせがついていると、正常な刺激でいけなくなる。

 

改善方法はいろいろあるのだけど、そもそも年齢とともに正常にいけるようになるまでに時間がかかるようになる。

 

ということで、僕はこのソルボンヌ嬢の発言をきっかけに大きく心境が変化することになる。

 

ソルボンヌ嬢曰く『女性の10%しかいけないという話もあります』

いやいや、僕が付き合ってきた方々全員いけるようにしましたよ。

 

 

それにいけないマグロは僕無理です。

これはどうしても僕的には外せない条件だった。

 

駅までソルボンヌ嬢を送ってからぐったりと疲れて帰った。

普通の恋愛だったら3回目というのはまず誘う。

誘ってベッドでの反応を知ればそれでいろいろと分かるからだ。

 

うちのスタッフに3回ルールの話をして、2回目までは食事だけでいいから食事おごってもらう男性見つけたらどうかと勧めてる。

男性を見る目を養うためだ。

これで何度も成功するようなら、僕から称号を与えようとも伝えた。

『常習無銭飲食者』という称号だ。

 

ところが、結婚相談所は男女関係があると成婚退会扱いだという。

 

結婚して蓋をあけてみたら、性の不一致とか最悪だ。

 

ということで、空けて今朝(これを書いている時点)、うちの相談所にこの件について昨日のことの顛末を話すとともに、本当に成立した方達がお試ししないで成婚退会してるのか聞いてみた。

 

『規則ではそうなってます。この規則の意味は女性を守るためです。入会される女性会員さんにはお話しをしてるのですが、仮に男性から誘われた場合には自己責任なので、その場合には結婚相談所に報告しない方もいるみたいです。』

 

相談所がルールを守ってほしいと思うのは、当然そうでしょうね。

でも、それだけなら『規則ではそうなってます』で終わりなのだろうけど、そのあとに『結婚相談所に報告しない方もいるみたいです』というのは含みがある。

 

僕には『今の時代なんだから、男女の相性を知らないで結婚するというのは少ないだろうから、結婚相談所に報告しないという逃げ道もつくってるけど、それはうちの相談所が言ってることではないから察してください』といってるのではないかと感じられた。

 

ソルボンヌ嬢は多分ないだろう。

 

そして、今日はこれからリッツカールトン東京でヨガインストラクターの方とあう。

テレビを見ないから知らないけど、この方実は女優じゃないかと思っている。

理由は、もともと写真を非公開にしていたこと、公開された写真の残り2枚が1つは宣材っぽかったのと、もうひとつは時代劇のキャプチャーっぽいものだったことから。

それに加えて、相談室からのPRで『舞台に立つこともあり』となっていたからだ。

 

結果は後ほどここで報告します。