50歳婚活難民のお見合い体験談

50歳婚活難民のお見合い体験談その他の考察

舞台女優さんと初ランチ

リッツカールトン東京で初お見合いした舞台女優さんと初ランチ。

 

フレンチのコース。

個室なので回りに聞かれることもなく安心して色々と話せる僕の馴染みの店。

 

前回は僕のやってることなどを話したから、今回は聞き役としての割合を多くした。

 

開口一番

『年内で契約は終わり。すっきりしてる』

 

いままではこの劇団ではメディア活動は禁止されていた。

だからすっぱりとやめることでしか電波に移行することはできない。

年明けからはSNSもできたり、いろいろと制約が外れる。

9年間舞台をやり切ったことで、少し休みをとりたいらしい。積極的休暇によって頭を切り替えることは大切だと僕も感じる。

 

若い世代でOBは1人しか知り合いがおらずNHKにでてるし、舞台も共演したことがあるというので『お茶してきたら?』と勧めた。

仮に彼女の事務所がNGでも彼女の知り合いの所属する芸能事務所を紹介してくれる可能性もないとは言えないだろうと思う。

 

スタンレー・ミルグラムによる『6次元の隔たり』、スモールワールド実験について説明しておいた。

 

6回人を介せば全世界の誰とでも繋がれるという仮説だが、これは何度も実証されている。

 

正面からオーディションでいってもなかなか成果がでないコネの世界なので、実力があるからといって芸能は報われるとは限らないから僕の方でも積極的に動いたほうがいいと勧めた。

 

なんだかんだいって、今も地上波は顔を売るには有効だ。

地上派での露出から、徐々に軸足を動画配信などにうつしていけばいずれは地上波の露出が減っても動画配信だけで充分に成立する。

 

劇団→芸能事務所所属→地上波→youtuberという流れが理想なんじゃないだろうか。

 

そんな話をしながらランチをしてたら、途中から話の流れがガラッと変わる。

 

僕が先日のリッツカールトン東京からGFに降りるまでの数十秒で話したロルフの件が切っ掛けだ。

僕もロルフィングの施術をしてもらってるのだけど、彼女はバレエレッスンにロフルを取り入れてロフファーの方に教えてもらってるようで、日本に数少ないロルファーを3人も知ってるらしい。

 

そこから、彼女がバレエ教室で教えていた時に、自分の体に別の魂が乗り移って教えている話になった。

僕が『ミハイ・チクセントミハイのゾーン/フローに入ってるんだね』と話したことから、彼女は前世の退行催眠を受けたことがある話、ヨガには頭の雑念をはらう瞑想目的行くという話になった。

 

そこでマインドフルネス、そしての元となったヴィパッサナー瞑想の話になった。

 

『ヨガであれ、バレエであれ僕がやってる健康法であれ、登山口は色々でも頂点に達する人は皆同じ頂上に達するから同じ事を感じてるんだね』と二人で納得した。

 

それからは少しここに書くと新興宗教と誤解されかねない、気功凄い先生の話などが続くのだけど、これは婚活とは何の関係もない話だから割愛させてもらう。

その気功の先生に僕も見てもらいたいなと思った。

 

ただ、とにもかくにも彼女が地上波で顔を売ってyoutubeのチャンネルを持って、いろいろな療法家や美容健康法の専門家と対談するようになれば、その世に知られていないけど凄腕の療法家も影響力がでてくるだろという話をさせてもらった。

影響力がでてくれば、僕らが予約とれなくなるかもしれないけどね。

 

良き人が良き人を呼び寄せて、互いのネットワークでより力がある存在になる。

まさにマタイ効果だ。

 

マタイ効果とはもともとマタイ福音書

『おおよそ、持っている人は与えられて、いよいよ豊かになるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられるであろう』

 

という言葉から転じて

 

『条件に恵まれた研究者は優れた業績を挙げることでさらに条件に恵まれるという現象のこと』だ。

 

そんなこんなで、事務所移籍の話から始まったランチ会は最後は精神世界の話で幕を閉じることになる。

 

 

彼女は事務所を移れるのだろうか。もし移れるとして、地上波に出れるのか。

不確定な要素は色々とあるけど、お兄さんもバレエスタジオを経営しているし、仮に地上波にでることが叶わなくてもバレエスタジオを経営するという道はある。

 

東京に遊びに来ていたお母さんは結婚については以前と違って何も語らなくなったと言っていた。そして婚活の経緯もお母さんには話してあるらしい。

 

彼女との進展はどうなのだろうか。今後の彼女のキャリア次第で大きく違ってくると思う。